tottiブログより
京都で行われたのみこま招待カップに参戦してきました
のみこまからは、5~6年生中心のAチーム(のみこまレッドウィングス)と、この日7歳の誕生日を迎えた小1のだいごや、小2のゆうごを含めた下級生中心のBチーム(のみこまjr)の2チームが出場
私はアニさんと共に、Aチームに帯同しました
午前中は、午後に行われる決勝リーグで、上位リーグに入れるかどうかを決める大切な戦い
結果的には、なんとか上位リーグに入ることができたのですが、試合内容はとても褒められたものではなく、グダグダ感満載で、とても不安の残るものでした
午後からは予選リーグを勝ち抜いた強豪チームとの三連戦
昼飯を食べ終え、私は一人でその戦いについて真剣に考えていました
しかし、決死の覚悟で臨まなければいけないその時でも、選手たちは遊具などで好きなことをして遊んでいました
私は選手を集めて言いました
「このままの状態で戦ったら間違いなく午後は全敗するよ。全敗して石川帰るか?」
選手たちは、「うわぁ、また説教が始まるよ、、、」みたいな表情になりましたが、私は構わず続けました
「負けるためにわざわざ京都まで来たん?」
みんな無言
私は、私の目を見ていたハルキに聞きました
「ハルキ、どう思う?」
これまでなら、黙って下を向くであろうハルキ
しかしこの時のハルキはしっかりとした口調で、私の目を見たまま答えました
「チームのムードを変えなければいけないと思います」
そうか!よく言った!
私は心でそう思い、告げました
「よし、じゃあ俺は向こうに行ってるから、俺抜きで、選手だけで午後からの闘いについて話し合え」
そして私の補佐である、中学生コーチのトモキに、内容を聞いておくように依頼し、私はその場から離れました
初めて選手たちだけで真剣に話し合い、すべてのサインプレーや戦術も自分たちで決め、気持ちを入れなおして臨んだ午後からの三連戦
午前とは明らかに変わっていました
強敵相手に一歩も引かず、素晴らしい集中力を見せてくれました
試合終盤、絶体絶命のピンチの時にも諦めず必死で守り抜く選手たちの姿を見て、選手交代をさせるタイミングを失った私は、横にいた真央に言いました
「真央、すまん。この試合出せないわ」
試合に出たいはずの真央は私に言いました
「真央出なくていい!この試合、絶対に負けてほしくない!」
初めてこのチームが一つになったと感じた瞬間でした
決勝リーグの結果は三試合連続引き分け
我々は勝ち点と得失点差で2位という成績でした
成績については別にいい
それ以上に、今日この場所で学んだことの大きさに、私は満足しました
関東で惨敗して落ち込んでいたチームに、ようやく光が見えてきました
サントリーカップ予選まで残り二ヶ月
最高で最強のチームを作ってやる
京都で行われたのみこま招待カップに参戦してきました
のみこまからは、5~6年生中心のAチーム(のみこまレッドウィングス)と、この日7歳の誕生日を迎えた小1のだいごや、小2のゆうごを含めた下級生中心のBチーム(のみこまjr)の2チームが出場
私はアニさんと共に、Aチームに帯同しました
午前中は、午後に行われる決勝リーグで、上位リーグに入れるかどうかを決める大切な戦い
結果的には、なんとか上位リーグに入ることができたのですが、試合内容はとても褒められたものではなく、グダグダ感満載で、とても不安の残るものでした
午後からは予選リーグを勝ち抜いた強豪チームとの三連戦
昼飯を食べ終え、私は一人でその戦いについて真剣に考えていました
しかし、決死の覚悟で臨まなければいけないその時でも、選手たちは遊具などで好きなことをして遊んでいました
私は選手を集めて言いました
「このままの状態で戦ったら間違いなく午後は全敗するよ。全敗して石川帰るか?」
選手たちは、「うわぁ、また説教が始まるよ、、、」みたいな表情になりましたが、私は構わず続けました
「負けるためにわざわざ京都まで来たん?」
みんな無言
私は、私の目を見ていたハルキに聞きました
「ハルキ、どう思う?」
これまでなら、黙って下を向くであろうハルキ
しかしこの時のハルキはしっかりとした口調で、私の目を見たまま答えました
「チームのムードを変えなければいけないと思います」
そうか!よく言った!
私は心でそう思い、告げました
「よし、じゃあ俺は向こうに行ってるから、俺抜きで、選手だけで午後からの闘いについて話し合え」
そして私の補佐である、中学生コーチのトモキに、内容を聞いておくように依頼し、私はその場から離れました
初めて選手たちだけで真剣に話し合い、すべてのサインプレーや戦術も自分たちで決め、気持ちを入れなおして臨んだ午後からの三連戦
午前とは明らかに変わっていました
強敵相手に一歩も引かず、素晴らしい集中力を見せてくれました
試合終盤、絶体絶命のピンチの時にも諦めず必死で守り抜く選手たちの姿を見て、選手交代をさせるタイミングを失った私は、横にいた真央に言いました
「真央、すまん。この試合出せないわ」
試合に出たいはずの真央は私に言いました
「真央出なくていい!この試合、絶対に負けてほしくない!」
初めてこのチームが一つになったと感じた瞬間でした
決勝リーグの結果は三試合連続引き分け
我々は勝ち点と得失点差で2位という成績でした
成績については別にいい
それ以上に、今日この場所で学んだことの大きさに、私は満足しました
関東で惨敗して落ち込んでいたチームに、ようやく光が見えてきました
サントリーカップ予選まで残り二ヶ月
最高で最強のチームを作ってやる
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