tottiブログより
今年度最後の大会となる勧進帳カップが行われました
のみこまからは、のみこまレッドウイングス(Aチーム)と、のみこまjr.(Bチーム)の2チームが出場
◆Aチーム
るな(6年)、まお(6年)、まあや(6年)、じゅな(5年)、こはる(5年)、せんじ(4年)
◆Bチーム
ゆうじ(6年)、るく(6年)、りんか(5年)、ただむね(5年)、ゆうご(3年)、たくみ(3年)、だいご(2年)
学年、性別関係なく、実力で1stジャージを着る権利を勝ち取ったAチーム6名は、予選リーグ2試合を勝ち抜き、1位通過でチャンピオンカップトーナメントに進出
キャプテン・ゆうじを筆頭に、2ndジャージを着て大会に臨んだ個性派揃いのBチームも、下馬評を覆し、1勝1分けの成績で、堂々とチャンピオンカップトーナメントに進出しました!
トーナメント一回戦では、ブラックタイガー菅谷にコテンパンにやられましたが、チームのカタチが見えて来て、満足のいく内容でした
来年度、じゅな、こはる、せんじの三人を軸とした7代目レッドウイングスに、このBチームの中から誰が這い上がってきてくれるのか、とても楽しみです
さて、Aチームの6人は、一回戦で三馬ファイターズに勝利し、無事に準決勝進出
決勝進出をかけて戦う相手は、サントリーカップ石川大会の準優勝チームで、共に石川代表として北陸大会を戦った、ブラックタイガー菅谷でした
前半は、菅谷のアタックを完璧に抑え、無失点で後半に入りました
後半の頭からは、疲れの見え始めたエースまおに替え、この日全試合に出場しているせんじを投入
早々に、相手エースにブチ抜かれ、初失点を許しました
実力でAチームに入ったといは言え、せんじはまだ体もできてない4年生
スピードがある、菅谷のエースを簡単に止めれるとは、私も思っていません
しかし、2点、3点と得点を重ねられても、最後までせんじを出し続けました
私の意図は、言わずとも、5~6年生の選手たちには伝わっていました
試合終了後、勝利したとはいえ悔しがるせんじのもとへ、るなとまおが駆け寄り励ましました
「せんじ、大丈夫。来年、せんじにはあの子(菅谷のエースの子)みたいになってもらうんやからな!」
そう!
せんじがこの先、のみこまの真のエースに成長する過程で、この試合の経験が絶対に生きてくる
一歩一歩、確実に成長して行ってほしい
そして迎えた決勝戦
決勝の相手は、この一年ライバルとして、そして仲間として、共に切磋琢磨してきた滋賀の強豪、山田ビューティー9
我々と同じく、9人中7人が女子という、女子中心のチームです
春の琵琶湖カップでは引き分け、夏の布引での練習試合では一点差で敗戦、12月のクリスマスカップでは、我々が優勝したものの、山田ビューティー9との対戦はなく、今年度は通算で0勝1分けという戦績でした
試合前、選手たちに言いました
勝っても負けても、泣いても笑っても、6代目レッドウイングスにとってこれが最後の試合
6年生にとっては、この真紅のジャージを着て戦うのもこれが最後
俺はお前らのこの試合を、この目に焼き付けとくから
集大成を見せてくれ!
選手たちは、大きく返事をしてピッチに入って行きました
試合は、両チームが一年間、必死にタグラグビーに取り組み、努力を積み重ねてきた全てのプレーを前面に出した、最高の熱戦になりました
自分たちの良さをすべて出して攻撃し、必死になってディフェンスする選手たちの姿を見て、私はこの一年間のいろんな事を思い出し、試合中にも関わらず、胸が熱くなり、涙がこみ上げてきました
隣のよしきさんも、同じ思いだったと思います
春はこんな良いチームじゃなかった
まだまだみんな子供で、気持ちもバラバラで、、、
何度も何度も選手同士で話し合い、辛い練習を乗り越え、一年という歳月をかけて、私や他のコーチが言わなくても、自分たちですべてのことをやり遂げる、本当に逞しいチームに育った
ノーサイドの笛が鳴った瞬間、全員がガッツポーズをし雄叫びをあげたのは山田ビューティー9、そして崩れ落ちて涙したのは、のみこまレッドウイングスだった
及ばなかったスコアはわずか1点だった
勝った方も涙、負けた方も涙の、素晴らしい試合だった
見守ってくれた、大会関係者のみなさん、保護者のみなさん、他のチームのコーチや選手たちにも伝わったと思う
試合後は私の涙腺もついに崩壊、号泣する選手たちに感謝の言葉を伝えながら、自分も同じくらい泣いた
たぶん、ラグビーを指導して来て、こんなに涙が出たのは初めてだと思う
それくらい、心を打たれた
「このチームのスローガンは『笑顔』。だからキャプテンの私は絶対に泣かない」と言い続け、サントリーカップ北陸大会で負けても泣かなかったるなも、最後の円陣で選手たちに話し始めた時に、肩が奮え、言葉がつまり、ついに泣いた
素晴らしい涙だったと思うし、最後まで素晴らしいキャプテンを貫き通してくれたと思う
6代目レッドウイングス、一年間お疲れ様でした
本当に最高のチームでした
ありがとう!!
山田ビューティー9のみなさま、本当におめでとうございます!
最後の試合を山田ビューティー9とできたことを本当に嬉しく思います
来年度、その優勝トロフィーを取り戻せるよう、7代目レッドウイングスとして、また一年努力を積み重ねて行きたいと思いますので、これからもよろしくお願いします
今年度最後の大会となる勧進帳カップが行われました
のみこまからは、のみこまレッドウイングス(Aチーム)と、のみこまjr.(Bチーム)の2チームが出場
◆Aチーム
るな(6年)、まお(6年)、まあや(6年)、じゅな(5年)、こはる(5年)、せんじ(4年)
◆Bチーム
ゆうじ(6年)、るく(6年)、りんか(5年)、ただむね(5年)、ゆうご(3年)、たくみ(3年)、だいご(2年)
学年、性別関係なく、実力で1stジャージを着る権利を勝ち取ったAチーム6名は、予選リーグ2試合を勝ち抜き、1位通過でチャンピオンカップトーナメントに進出
キャプテン・ゆうじを筆頭に、2ndジャージを着て大会に臨んだ個性派揃いのBチームも、下馬評を覆し、1勝1分けの成績で、堂々とチャンピオンカップトーナメントに進出しました!
トーナメント一回戦では、ブラックタイガー菅谷にコテンパンにやられましたが、チームのカタチが見えて来て、満足のいく内容でした
来年度、じゅな、こはる、せんじの三人を軸とした7代目レッドウイングスに、このBチームの中から誰が這い上がってきてくれるのか、とても楽しみです
さて、Aチームの6人は、一回戦で三馬ファイターズに勝利し、無事に準決勝進出
決勝進出をかけて戦う相手は、サントリーカップ石川大会の準優勝チームで、共に石川代表として北陸大会を戦った、ブラックタイガー菅谷でした
前半は、菅谷のアタックを完璧に抑え、無失点で後半に入りました
後半の頭からは、疲れの見え始めたエースまおに替え、この日全試合に出場しているせんじを投入
早々に、相手エースにブチ抜かれ、初失点を許しました
実力でAチームに入ったといは言え、せんじはまだ体もできてない4年生
スピードがある、菅谷のエースを簡単に止めれるとは、私も思っていません
しかし、2点、3点と得点を重ねられても、最後までせんじを出し続けました
私の意図は、言わずとも、5~6年生の選手たちには伝わっていました
試合終了後、勝利したとはいえ悔しがるせんじのもとへ、るなとまおが駆け寄り励ましました
「せんじ、大丈夫。来年、せんじにはあの子(菅谷のエースの子)みたいになってもらうんやからな!」
そう!
せんじがこの先、のみこまの真のエースに成長する過程で、この試合の経験が絶対に生きてくる
一歩一歩、確実に成長して行ってほしい
そして迎えた決勝戦
決勝の相手は、この一年ライバルとして、そして仲間として、共に切磋琢磨してきた滋賀の強豪、山田ビューティー9
我々と同じく、9人中7人が女子という、女子中心のチームです
春の琵琶湖カップでは引き分け、夏の布引での練習試合では一点差で敗戦、12月のクリスマスカップでは、我々が優勝したものの、山田ビューティー9との対戦はなく、今年度は通算で0勝1分けという戦績でした
試合前、選手たちに言いました
勝っても負けても、泣いても笑っても、6代目レッドウイングスにとってこれが最後の試合
6年生にとっては、この真紅のジャージを着て戦うのもこれが最後
俺はお前らのこの試合を、この目に焼き付けとくから
集大成を見せてくれ!
選手たちは、大きく返事をしてピッチに入って行きました
試合は、両チームが一年間、必死にタグラグビーに取り組み、努力を積み重ねてきた全てのプレーを前面に出した、最高の熱戦になりました
自分たちの良さをすべて出して攻撃し、必死になってディフェンスする選手たちの姿を見て、私はこの一年間のいろんな事を思い出し、試合中にも関わらず、胸が熱くなり、涙がこみ上げてきました
隣のよしきさんも、同じ思いだったと思います
春はこんな良いチームじゃなかった
まだまだみんな子供で、気持ちもバラバラで、、、
何度も何度も選手同士で話し合い、辛い練習を乗り越え、一年という歳月をかけて、私や他のコーチが言わなくても、自分たちですべてのことをやり遂げる、本当に逞しいチームに育った
ノーサイドの笛が鳴った瞬間、全員がガッツポーズをし雄叫びをあげたのは山田ビューティー9、そして崩れ落ちて涙したのは、のみこまレッドウイングスだった
及ばなかったスコアはわずか1点だった
勝った方も涙、負けた方も涙の、素晴らしい試合だった
見守ってくれた、大会関係者のみなさん、保護者のみなさん、他のチームのコーチや選手たちにも伝わったと思う
試合後は私の涙腺もついに崩壊、号泣する選手たちに感謝の言葉を伝えながら、自分も同じくらい泣いた
たぶん、ラグビーを指導して来て、こんなに涙が出たのは初めてだと思う
それくらい、心を打たれた
「このチームのスローガンは『笑顔』。だからキャプテンの私は絶対に泣かない」と言い続け、サントリーカップ北陸大会で負けても泣かなかったるなも、最後の円陣で選手たちに話し始めた時に、肩が奮え、言葉がつまり、ついに泣いた
素晴らしい涙だったと思うし、最後まで素晴らしいキャプテンを貫き通してくれたと思う
6代目レッドウイングス、一年間お疲れ様でした
本当に最高のチームでした
ありがとう!!
山田ビューティー9のみなさま、本当におめでとうございます!
最後の試合を山田ビューティー9とできたことを本当に嬉しく思います
来年度、その優勝トロフィーを取り戻せるよう、7代目レッドウイングスとして、また一年努力を積み重ねて行きたいと思いますので、これからもよろしくお願いします
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コメント
[2] への | 2015/02/17 01:42
いや~、確かに。
山田小学校の先生、学校のある日はほぼ毎日練習してるって言ってた。
タグラグビーの認知度upと盛り上げる仕掛けが必要だね。
山田小学校の先生、学校のある日はほぼ毎日練習してるって言ってた。
タグラグビーの認知度upと盛り上げる仕掛けが必要だね。
[1] よしき | 2015/02/16 22:50
山田ビューティ9のプレーに、石川県の各チームは驚いたと思います。
そして、へのさん作のかぶっきートロフィーが県外流出となりました。
来年、ディフェンディングチャンピオンとして山田小学校に来ていただけるよう、石川県全体のレベルアップが必要と感じました。
そうすれば、もっとチーム数が増え、子供達ももっと楽しめると思います。
頑張りましょう!カムバックかぶっきー!
そして、へのさん作のかぶっきートロフィーが県外流出となりました。
来年、ディフェンディングチャンピオンとして山田小学校に来ていただけるよう、石川県全体のレベルアップが必要と感じました。
そうすれば、もっとチーム数が増え、子供達ももっと楽しめると思います。
頑張りましょう!カムバックかぶっきー!