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千葉県ガールズフェスティバル 遠征

アニからのメールより

ひな、桃子、太田幸志と共に千葉県ガールズフェスティバル2014に参加してきました
前泊して土曜日は桃子絶賛のシロコロホルモンを堪能しながら父親子四人という滅多にない異色のメンバーで船橋の夜を満喫しました

大会当日、8時30分に会場の日本IBM八千代台グラウンドに到着し三週間ぶりに再会した神奈川プリンセスのメンバー達と挨拶を交わし合同チームのチームメイトとなる神奈川県以外のメンバーを含めた選手達と自己紹介をした後アップ開始へ

体操をしている間に各チームのコーチ陣が集まりメンバー編成について話し合い総勢21人中、神奈川Pで12人揃う事から前半を神奈川P、後半をその他県の選手+不足分を神奈川Pより補てんという形でいく事に決定
体操を終えた選手達を集めその旨を告げると神奈川Pのキャプテンがすかさず 「コーチ、あの二人がいないと試合にならないのでこっちのチームに入れて欲しいんですけど」と提案
『あの二人?』誰の事を言ってるのかと彼女の顔を見るとなんとその視線はひな、桃子の二人に向けられていました
編成がややこしくなる事からコーチが「いや、今回はこれでいく」と言うも彼女は頑として譲らず最後はその熱意にコーチが折れ二人は神奈川Pチームに入る事に
元々、後半はその他のメンバーでいくことになっていたため二人はコーチを説得してくれたキャプテン(背番号7のナナちゃん)と共にまさかの全試合フルタイムで出場する事になりました

春から海老名や大阪で同じチームで試合をしてきた中で石川撫子の二人がチームにとって必要不可欠な存在であるとチームメイトが認めてくれた事に胸が熱くなると同時にひな、桃子の能力の高さを改めて感じた瞬間でした
前後半、それぞれのチームに分かれポジションを決めコンビをした後いざ第一試合開始へ

第一試合前半はチーム事情からひな右WTB、桃子アウトサイドCTBで出場
開始早々より硬さが見られる神奈川合同はサイズで上回る東京合同に攻め込まれ相手のキープレーヤーの選手の中央突破を許しあっさりと失点
しかしこれで目が覚めたのかリスタートのキックオフからは好タックルを連発
徐々にペースをつかみ自陣10m付近で得たマイボールスクラムから左へ展開
SO、CTBで仕掛け裏に出て大きくゲイン
そこで捕まり倒されながら放ったオフロードパスにドンピシャのタイミングのトップスピードで走り込んだ桃子が更にゲイン、追いすがるディフェンダーを振り切り約30mを走り切りトライ
「真ん中にいって」というナナちゃんのコールもしっかり聞く余裕も見せゴールも決まり同点
勢いが出たチームはその後もディフェンスからリズムをつかもうとキーマンの三人(ナナちゃん、ひな、桃子)を中心にタックルを続けるもまたもや相手の突破を許し失点で前半終了

慣れないポジションでタックル以外の見せ場が少なかったひなは本職のSOに入った後半に水を得た魚のごとくパスにランにと本来のプレーを発揮し桃子とのコンビプレーも見せ何度もゲインラインを突破
完全にゲームの主導権を握ったチームは同点に追いつき終盤相手のペナルティから速攻を仕掛けたナナちゃんをサポートした桃子がギャップをつき逆転のトライ
難しい角度のゴールもナナちゃんが見事に決めて程なく試合終了
序盤の劣勢だったゲームをディフェンスからペースをつかみ逆転勝利した素晴らしいゲームでした

終了後、晴れやかな顔で戻ってきた選手達は本当に輝いていました

次の試合までの間、いいプレーを随所に発揮した二人を褒めると同時に次の試合に向けた課題(反省)をそれぞれに話し第二試合開始へ

初戦を落とした東京合同は連敗は許さないとばかりに開始早々から怒涛の攻撃
バックス勝負は分が悪いと判断したのか桁違いのサイズのフォワードプレーヤーが近場をドンドン突破し神奈川合同は防戦一方、ナナちゃんの孤軍奮闘の絡みからのターンオーバーやタックルでしのぐ苦しい展開が続きやはり先制点を献上

敵陣にすらなかなかはいれない中、ようやく好位置でスクラム
ここでSOひなが選択したプレーはもちろんカラショー
このサイン、初戦(の後半)でも一度やったのですが久しぶりというのもあったのか相手と接近してない状態で桃子にパスをしたため効果的なプレーにはなっていませんでした
ひなには先ほど書いた課題の話の時に「前を向いてプレーしよう、開いたのが見えたら自分で仕掛けよう」とアドバイスしてました
そうしてパスアウトされたボールを受けたひなは相手との間合いをはかりながらカラクロ、そして前を向き相手と接近しながら絶妙のタイミングでこれまた絶妙のタイミングでショートに入ってきた桃子にパスをしようした瞬間、マークがズレたギャップを見つけダミー、そのまま中央への独走トライを決めました
私のアドバイスを聞き次のゲームで即実行出来た結果のトライにはさすがひなと思わされました

第二試合は結局は東京合同の意地とパワープレーに屈し敗戦で一勝一敗の結果となりました

神奈川合同チーム総トライ五本中、桃子2、ひな1という事で無理を言ってフルタイム出場させてもらった面目を保てたような気がしました

今回の遠征、特に桃子に関しては練習不足は否めないしひなとのコンビも間が開いたので大丈夫かと少しの不安はありましたが、それを感じさせないプレーを二人とも見せてくれたし試合自体がプレーヤーを成長させてくれると改めて感じました

金島監督と違い顔がきかない私ですが神奈川のコーチから二人の事を褒めていただいた時は非常に誇らしい気持ちでした

課題も多いですがそれも試合をして初めて見えてくる部分が多いので二人にはこれからもっともっと経験をつませていかないとと思いました

最後に遠征に同行してくれた幸志、本当にありがとうございました
今後ともよろしくお願いします

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